10年前 レイラの両親は火災からエリアス・コールを救って命を落とした 惨劇を目の当たりにした彼女は 深いトラウマから五感を失う 後に視力は回復したものの 聴覚と声は戻らなかった エリアスは彼女のために手話を学び 彼女の目や耳 声になると誓い 「僕が君に世界中を見せてあげる」と約束した コール家に引き取られた彼女は 学校中からエリアスの庇護下にあると認知されていた だが 転校生モリーが現れ 学校は過酷ないじめのゲームと化す 男子トイレで突然聴力が戻ったレイラは エリアスがずっと前からそのゲームに加担していた事実を知る 彼女は平静を装い エスカレートしていく彼らの暴言や動画撮影を放置し 助けを呼べない障害者をあざ笑う罵声を密かに録音し続けた 暴力や貯水槽での屈辱 肋骨の骨折にも黙って耐え 証拠を一つ一つ集めていく やがてモリーは 自らの悪行の音声が公衆の面前で再生されるのを聞くことになる エリアスが過ちに気づき 狂ったように償おうとした時 レイラはすでに飛行機の中だった 10年間待ち続けてくれた叔父の隣で 彼女は新たな人生の第一声を発しようとしていた